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ライン畔のロマネスク②マリア・ラーハ修道院聖堂(独)


   「マリヤ・ラーハは美しい調和的形態を有する中世建築の傑作である」
                            -吉川逸治ー

   シュパイヤー、ヴォルムス(本館ヨーロッパ中世ブラブラ歩記にて掲載)
   そして今回、最も見たかったマリア・ラーハ。やはりラインのロマネスクは
   まさに堂々とし風格のある優美な姿を見せた。

   PC276239.JPG
               ( ファサード)
  中世芸術に詳しいグザヴィエ・パラル・イ・アルテ氏も「北方ではロマネスク建築は
  カロリング朝とオットー朝の建築の影響を直接的に受けている」
と述べていますが、
  特徴としては東と西に祭室があり、また入り口付近にアトリウムがあるのも珍しい。
  そういった意味でも、やはりラインのロマネスクを見に来て正解だったと思っています。
 
     PC276244.JPG
 内部は横断アーチによって補強された交差きゅうりゅう
 であり、1156年。
 外観に較べて内部は以外とこじんまりとしていた。
 その点、実に広々としていたシュバイヤーに較べて
 ちょっと見劣りしていると感じた。
 中世芸術の碩学、ルイ・ブレイエは「11世紀の大規模な
 建築はほとんどすべてライン河流域に建てられた
」と述べ
 ていますが、このロマネスクはその代表格でしょう。   

          (内部)

   
   PC276242.JPG
       ( 回廊を思わせるアトリウム前庭が入り口付近にあった)


   PC276240.JPG
            (外観)大きさに圧倒された

  巻頭の中世美術史の碩学・吉川氏は二重内陣形式はカルロス朝大教会堂の
  典型的様式であると述べて,大きくて堂々としているのはそのあたりに理由が
  あるのであろうか。
  
  最後に吉川氏は「中世を通じて、これほど大きな温かい人格的なものを感じ
  させる会堂建築は稀である」と述べています。
  


   


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コメント 1

yoku

めもてる様
niceありがとうございます。
by yoku (2012-01-23 08:01) 

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ヨーロッパ中世ブラブラ歩記 (本館)

P9211377.JPG

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     ユダの接吻 
 P7283927.JPG 
 ヴィック(ベリーロマネスク)  
 
 なんとも迫真的な絵である、、、
   

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