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La collegiale Saint-ours サン・トゥルス教会(仏)

 この春、ロワールの中世都市ロシュにサン・トゥルス教会を訪ねました。


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         (サン・トゥルス教会 11C~12C)

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   (ピラミッドのような小さな尖塔の内部から見た様子)
 このような形の尖塔は初めて見ました。

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 高台の城内にあるため、どこでも姿を見せるロマネスクでした。

 (注) 今回は静止画だけで、動画はありません。

    Loches ロシュ
 
  

人魚とロマネスクの話

 
  この春、フランス・ロワール流域のロマネスクを見学して来ました。

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  現在本館にて上記 ロマネスク サン・ニコラの記事を掲載中です。御覧頂ければ幸いです。

   http://yoku.blog.so-net.ne.jp/
   (ヨーロッパ中世ブラブラ歩記)

トルチェッロTorcelloの二つのロマネスク (ヴェネツィア・イタリア)

私はヴェネツイアの本島からトルチェッロ島のロマネスクを訪ねました。

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荒涼たる土地の向こうに教会の塔が、、、。この風景は中世以来、変わらない
だろうと思った。

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       (サンタ・フォスカ聖堂右とサンタマリア・アスンタ聖堂)

 

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          (サンタ・フォスカ聖堂11世紀)


         (同上内部)
  ギリシャ十字形のプランを持つ。丸天井が木枠であるのが興味をそそった、、、。

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         (サンタマリア・アスンタ聖堂 11世紀)

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          (同上内部)
  こちらも天井は木で、バジリカの三廊式である。

  フランスのロマネスクを見慣れた目には、非常に風変わりなファサードを
  持った両聖堂でした。

  中世の村トルチェッロ島について詳しくは本館「ヨーロッパ中世ブラブラ歩記」
  http://yoku.blog.so-net.ne.jp/ を御覧頂ければ幸いです、

  



 サン・バルテルミー教会 eglise SaintーBarthelemy(リエージュ・ベルギー)

洗礼盤の世界 
洗礼盤で有名なロマネスクをリエージュに訪ねました。 
 
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   (サン・バルテルミー教会)11C 
    非常に変わった外観のベルギーロマネスクである。
  実はここリエージュは中世に開けた有力な都市である。
これにつきましては、本館「ヨーロッパ中世ブラブラ歩記」     http://yoku.blog.so-net.ne.jp/
 をご覧頂ければ幸いです、

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   (身廊部から洗礼盤へ)

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   (洗礼盤 1107-1118 キリストの洗礼)
 ユイのルニエ作である。中世美術史家デュビィは「洗礼盤は、生まれ変わりの
 儀礼の道具、秘蹟の道具であり、クリュニーの典礼のように少数の選ばれた人
 々ためのものではなく、すべての人類にこの秘蹟を広めるために用いられる道具
 である」と述べている。

 私はこのブロンズ製の素晴らしい洗礼盤をためつすがめつ眺めたものです。

           


               (静止画、動画ともYoku撮影)

トゥルネー大聖堂(ベルギー)Tournai


      私はこの冬ベルギーの古都トゥルネーに大聖堂を訪ねて来ました。
   そこにあるのは大聖堂の堂々たるロマネスク様式の姿でした。
                             (内陣はゴシック)
    そしてこのような印象的な聖堂は初めてだった。
     
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     (独特の5つの塔が姿をみせた。大聖堂はやはりトゥルネーの象徴である)

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             (身廊部の4層の壁面)
     アーケード、トリビューン、トリフォリム、クリアストーリーの4層の壁面は
  珍しい。スケールの大きい構成になっている。

  
                    (yoku撮影)
 
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   ここトゥルネーはローマ時代以来の古都。中世フランクのメロヴィング朝
   クロヴィス家の発祥の地である。
   
   駅を降りて市内に向かうと直ぐ大聖堂が姿を見せた。
   正に堂々たる5つの塔と黒っぽい色(実際はこちらで採れる青色)に圧倒
   された。そして内部4層の壁面。これは後のフランスのゴシック・ノワイヨン
   などにも影響を与えたと言われる。
   古都トゥルネーの大聖堂に相応しいロマネスク(ゴシックも含まれる)の教会でした。


サン・ベニーニュ教会 St-Benigne (ディジョン・仏)

      昨年2009年秋 ディジョンの古刹として知られるロマネスクのサン・ベューニュ教会
     を訪ねました。



 この地下墳墓の最後の部分にとくに注意して欲しい。天井が円形
となっている。このような形のクリプトは珍しい。


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 流石にここの地下墳墓cryptは訪ねて良かった。10C-11Cのものであるが、
ユニークというか滑稽な柱頭が見られる。その素朴加減からみてロマネスク期の
ごく初期のものであることがわかります。中世の彫刻家の面目躍如たる彫刻であ
る。地下の内部は東方の影響か円形の形が見られる。上部の建築そのものは
失われ現在残っているのはゴシック期の建物である。

     Dijon


                           (画像は静止画、動画とも全てyoku撮影)


サン・タンブロジオ教会Basilica di Sant'Ambrogioをミラノに訪ねる(伊)

  
     私は昨秋、イタリアのミラノにある古刹サン・タンブロジオ教会(11C)を訪ねました。
    レンガ造りの建築として印象の残るものであった(レンガ造りの教会としてはフランス
    のサン・セルナンを思い出す。そしてあちこちの壁面にはロンパルディア帯が。流石
    にロンパルディアの本場である。聖アンブロジウスはミラノの守護聖人であった。

      
               (外)

       それでは、中に入ってみましょう。

       

          (内部)
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       (説教壇か。よくイタリアの中世の教会では繊細な彫刻が施されているのを
       見かける)

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        (まるでローマ時代の石棺彫刻の趣が。そういえば、ミラノは古代ローマの町
         であった、、、)

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                (ギリシャ神話の半人半獣のケンタロウスだろうか。よくロマネスク彫刻で
          見かける それにしてもかわいい頭部である )


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          (前庭)
           内部の洗練されたローマ風の彫刻と外部の素朴な彫刻が対照的
            であった

   ミラノを訪ねるのは、これで4回目になりますが、この教会を訪ねるのは初めてでした。
 もっと早くに訪ねるべきでしたが、この古刹は流石に見ごたえのあるロマネスクでした。
 いきなり回廊みたいな中庭から入るのは、フランスのロマネスクでは余り見たことが無
 いものでしたが、こういった前庭(アトリウム)は回廊の起源になるものらしく、初期キリ
 スト教会では珍しいものではなかったらしい。最初のローマのサン・ピエトロのプランも
 このようなものであり、初期バジリカ式聖堂に見られるプランであるということである。
  (尚、静止画、動画ともすべてYoku撮影)     



        ミラノ


ピサの大聖堂 Duomo di Pisa(伊)


  ピサを訪ねるのは何回目だろう。今回は中世都市ルッかを訪ねたついでに訪れた。
 いつ訪ねても観光客であふれている奇跡の広場といわれるドゥオーモ広場に大聖堂
 は立っている(12世紀)。(ルッカはいずれ公開予定)

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 トスカーナ・ロマネスクの典型、ピサの大聖堂にはいつ訪ねても感嘆ものである。
 五廊式の内部は円柱と相まって豪華そのものである。 
 
   
              
                    (画像は全てyoku撮影)

    尚、Ch・ドーソンは中世ヨーロッパ文化史の中で
    「パレルモを征服した後、1063年にサラセン人から奪った戦利品で建てられた
    ピサの大聖堂の建立は、これら海洋共和国を特徴づけていた、市民的な誇り
    商業的冒険心、十字軍的理想主義がむすびついていたことを示す一つの証拠
    なのである」と述べています。

    市民的な誇り、商業的冒険心、十字軍とまさに多少遅くまで続いたイタリアの
    ロマネスクも時代の影響を受けているといえる。ロマネスク建築といえども
    時代の反映を示しているのである。そこは強調しても、強調しすぎることは
    ない。私が、ロマネスクを中世ヨーロッパの文化運動に位置づけている
    由縁である。
                  Pisa
             
                      

オットーマルスハイム教会(仏) Eglise d'Ottmarsheim (F)

  
  「恐怖に縁取られたこの平たく円い世界では、イエルサレムが中心を
  なしている。希望は、すべての視線は、そこでキリストが死に、そこから
  キリストが天に昇った場所へ注がれる」(デュビィ)


  フランスのアルザスにオットーマルスハイム教会を訪ねた。

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  このロマネスクはエックス・ラ・シャペル(注)の影響を強く受けているという。
  ということは、イエルサレムの聖墳墓教会が原型だということである。
  前置きはさて置き、 早速中に入ってみました

  

  御覧頂いたように(今まで見た)通常のロマネスクとは印象が違っていました。
  まさにここでは、デュビイもいっているようにキリストが天に昇ったことを
  暗示しているわけである。中世の教会は奥が深いのである。
  (私がカメラをパン・アップしたのは下(地)からキリストが上(天)に昇天した
 ことを意図した。そういった意味で動画は建築撮影にこそふさわしいものに
 覚えます)

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  (連続した半円形の帯みたいなのがロンバルディア帯)
 イタリヤ北部の石工の刻印であるロンバルディア帯がはっきりと見てとれました。
 辺りは静寂感に満ちていました。 

        
 (注) エックス・ラ・シャペル
 シャルマーニュが滞在していたカロリング朝の宮廷の中のシャペル。
 現在のドイツのアーヘン。



      オットーマルスハイム Ottmarsheim
 
        

                                 (動画、静止画とも全てYoku撮影)


スイヤック Souillac (仏)

数年前、スイヤックを訪ねました。その直前にソリニャックを訪ねたので良く記憶
しています(すでに掲載済み)。

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    スイッヤク (ロマネスク様式の寺院)
     

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  (内部)
    ここは、フランス西南部に多い、連続して天蓋が掛かっています。


   (有名な入り口付近)        (yoku撮影)


(世界の破壊)
動物が複雑に絡み合っている。まさに摩訶不思議な
世界が展開している。
東方起源の写本から来ているという。


(預言者イザヤ)

   折り重なっている動物や人物の彫刻についてロマネスク美術の碩学
 エミール・マールはシリア的な図柄と述べています。
 このスイヤックの彫刻は印象的な彫刻として私には強く脳裏に残りました。
             (尚、動画はいずれもyoku撮影)

 スイヤック Souillac 



ヨーロッパ中世ブラブラ歩記 (本館)

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     ユダの接吻 
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 ヴィック(ベリーロマネスク)  
 
 なんとも迫真的な絵である、、、
   

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